不眠タイプに合った薬選び

なかなか眠れない
日本では5人に1人が「なかなか寝付けない」「夜中に目が覚めてしまう」といった不眠症に悩まされています。
不眠症は何らかの原因で十分睡眠がとれず、日中に眠気を感じたり注意力が散漫になったりと問題が出現する病気です。
そんな不眠症にはさまざまなタイプがあり、種類によって有効的な治療薬も異なります。
不眠のタイプにあった薬をチョイスすることが、早期改善につながるんです。
今回は不眠のタイプと睡眠薬の種類についてご紹介します。

▼あなたはどのタイプ?睡眠障害の種類をチェック

ひと口に不眠症と行っても、人によって症状はさまざま。
自分がどのタイプに当てはまるのか知ることが治療の第一歩です。

●不眠症
不眠症は、寝つきが悪い・眠りを維持できない・朝早くに目が覚める・眠りが浅いといった症状をいいます。睡眠障害で悩んでいる人の中で、もっとも多いタイプです。

●過眠症
過眠症は、夜十分な睡眠がとれていても、日中に強い眠気が生じ起きているのが困難な症状をいいます。睡魔に耐え切れず居眠りをしてしまい、起きた直後はスッキリするのが特徴です。

●概日リズム睡眠障害
概日リズム睡眠障害は、昼夜のリサイクルと体内時計がのリズムが合わず、望む時間帯に眠れない症状。夜勤と日勤を繰り返し勤務時間が安定しない人や長期の休暇で昼夜が逆転した生活をおくている人などに現れます。

●睡眠呼吸症害
睡眠呼吸症害は、睡眠中に異常な呼吸を繰り返す病気の総称。
代表的な病気が睡眠時無呼吸症候群です。

●身体や精神疾患に合併した不眠
他の病気が原因で眠れなくなる場合もあります。頭痛や腰痛などの身体的な病気、うつ病や神経症などの精神疾患も不眠の原因です。

●その他の睡眠症害
眠ろうと横になると足がむずむずする・虫が這うような感じなど異常な感覚が現れるむずむず脚症候群や、夜間足や手がびくついて何度も目が覚めてしまう周期性四肢運動障害などの病気も不眠症を引き起こします。

▼睡眠薬の分類を知ろう

睡眠薬の分類は大きく分けて4つ。
超短時間型・短時間型・中間型・長時間型に分けられます。
これは作用時間の違いです。
なかなか寝付けない入眠障害には、一番効果の持続時間が短い超短期型と短時間型が有効的。
睡眠中に目が覚めてしまう途中覚醒には短時間型と中間型、起きる予定の時間よりも早く目が覚めてしまう早朝覚醒には中間型と長時間型がおすすめ。
自分の症状にあった睡眠薬を選びましょう。